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木部塗料の種類
2024/07/03
木部を塗装するための塗料には、いくつかの種類があります。
用途や仕上がりに合わせ、最適なものを選ばなければなりません。
そこで今回は、木部塗料の主な種類をご紹介しましょう。
▼木部塗料の種類
木部塗料は、大きく分けて浸透タイプと造膜タイプの2つがあります。
■浸透タイプ
浸透タイプは木材にしみこむ塗料で、木目を活かした塗装ができます。
古い塗膜の上から重ね塗りができるので、塗り直しの作業が簡単なことがメリットです。
ただし、表面に塗膜を形成しないため耐久性・防水性が低く、こまめなメンテナンスが必要です。
木の風合いを活かしたい・メンテナンスも楽しみたい方におすすめな塗料と言えるでしょう。
■造膜タイプ
造膜タイプは表面に塗膜を形成することで、耐久性を向上させた塗料です。
木目を活かす事は難しいですが、カラーが豊富なため好みのデザインに仕上げやすいでしょう。
ただし塗り直す際は、古い塗膜を剥がす手間がかかります。
造膜タイプには、油性調合ペイント・アクリル樹脂塗料・ウレタン樹脂塗料などさまざまなものがあります。
耐久性が欲しい・メンテナンスの手間を減らしたい方は、造膜タイプを選ぶといいでしょう。
▼まとめ
木部塗料は大きく分けて、浸透タイプと造膜タイプの2種類があります。
木目を活かした自然な雰囲気を楽しむなら浸透タイプ、耐久性を高めたい方には造膜タイプがおすすめです。
それぞれ特徴が異なるため、用途や仕上がりの好みに合わせて最適なものを選びましょう。